開業を目指す皆さんにとって、物件探しは最もワクワクすると同時に悩ましいステップですよね。
今回はカフェやアパレル、サービス店舗全般に向けて、物件探しの基本から、物件の選び方のポイント、そして「居抜き物件」のメリット・デメリットまで、じっくり解説していきます。
1.立地条件を最優先に考える
店舗の売上は「立地」で大きく左右されます。
・ターゲット顧客が集まるエリアか?
・競合店の多さや客層はどうか?
・交通アクセスや駐車場の有無は?
例えば、若い女性向けアパレルなら駅から徒歩5分以内、駅前商店街やショッピングモール近くが理想です。
カフェならオフィス街や住宅街、観光地など来店動機に合った場所を選びましょう。
2.家賃と予算のバランスを考慮
家賃は売上の約10~15%が目安と言われます。
例えば、月商100万円の店舗なら家賃は10万~15万円が理想です。
無理に高級立地を選ぶと家賃負担が重く経営を圧迫するため、現実的な範囲で探しましょう。
3.店舗の広さや間取りをチェック
業態によって必要なスペースは異なります。
・アパレルなら8~15坪程度の販売スペースとバックヤード。
・カフェなら客席数に応じた座席配置+厨房スペースが必要。
物件の間取り図を見て、動線やレイアウトのしやすさもイメージしてみましょう。
1.不動産会社に相談する
専門の不動産会社に希望条件を伝えると、希望に合った物件を紹介してもらえます。
特に店舗専門の不動産会社は、業態に適した物件や商圏情報に詳しいためおすすめです。
2.インターネットの物件検索サイトを活用する
「店舗物件専門サイト」や大手不動産サイトで条件検索し、気になる物件をピックアップ。
事前に下調べができ、効率よく情報収集できます。
3.現地を実際に歩いて探す
地元の雰囲気や通行量、周辺店舗の様子を肌で感じることは非常に重要です。
歩いてみて、ターゲット層が集まりそうか、店舗としての魅力をチェックしましょう。
1.居抜き物件とは?
前の店舗の設備や内装がそのまま使える物件のこと。カフェや美容室、アパレルショップなど様々な業態で活用されます。
2.メリット
・初期投資を大幅に抑えられる(内装工事費が少なくて済む)
・開業までの期間が短縮できる
・すぐに営業が可能な状態で引き渡される場合が多い
3.デメリット
・前店舗の内装や設備が自分のコンセプトに合わない場合がある
・過去のトラブルやイメージが残る可能性がある
・設備の老朽化が早い場合、修繕費がかかることも
4.活用のポイント
居抜き物件を選ぶ際は、現状の設備や内装を詳細にチェックし、自分の店舗コンセプトと合うか、追加でかかる費用を見積もることが大切です。
* 立地のターゲット適合性
* 家賃や保証金の相場と予算とのバランス
* 建物の状態や設備の状況
* 動線や間取りの使いやすさ
* 近隣の競合店や商業施設の存在
* 周辺環境(騒音、治安、交通アクセス)
* 契約条件(契約期間、更新料、解約時のルール)
* 複数の物件を比較検討し、焦らずに決める
* 不動産会社の担当者に業態の特徴や開業計画をしっかり伝える
* 実際に現地を何度も訪れて雰囲気を確認する
* 予算オーバーの物件は避け、無理のない資金計画を持つ
* 居抜き物件の場合は、追加工事費やリスクを必ず見積もる
物件探しは店舗開業の要。立地条件と予算のバランスを取りつつ、実際に足を運びながら複数の候補を比較検討することが成功の秘訣です。
居抜き物件は初期費用を抑える強力な味方ですが、リスクも伴うため慎重に見極めましょう。
これから開業を目指す皆さんが、自分の理想に合った素敵な店舗物件に出会えることを心から願っています。